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「深読み」への道(その三)

今回の「深読み」への道は、その三!と記しているくせに、今は実行できていないことです。けれど傾いたやじろべえを元に戻すべく、自戒をこめてこの記事を書こうと思いたちました。

逆説的だと思われるかもしれませんが、「もっと深く、ちゃんと英語の本を読める」ようになるには、たくさん読むことも必要だと私は考えています。

同じことをもう一度書いちゃいますが、洋書をたくさん読むことも、洋書を深く読めるようになるためには必要だと、私は考えております。

多読」という言葉があります。私はそういう英語の学習法があることを<雫さんのブログ>や<リウマチばあちゃんさんのブログ>で知りました。そういうわけで「多読」を知ったのは恥ずかしながら最近なのですが、自分の英語力より少し易しい本、特に子供向けの洋書をたくさん読んでいた時期があって、もしかしたらそれも「多読」のうちに入るのではないかなあ、と思いました。

「shame on you!」。辞書には「恥を知れ!」と出ています。何だか強い言葉だし、人から言われたらちょっと忘れられないなあと思いますが、ある洋書(題名が思い出せないのですが…)を読んでいたら、お母さんが悪さをした子供に「shame on you!」と言っている場面がありました。親が子供に「恥を知れ!」なんて言わないですよね。何例か目にするうちに、こんな風にあまり深刻でない場面で「まあ、あきれた!」みたいな感じで使われることもあるんだなあ、と分かってきました。お母さんが、腰に手をあてて、もう一方で人差し指をふりながら、お説教している姿が目に浮かんでくるようです。

本をたくさん読むと、言葉の使われ方、ニュアンスが身についてきます。辞書を丹念に調べれば、もちろん単語の意味は分かると思いますが、もっと感覚的なもの ――なんといえばいいのか、どういう場面でどんな雰囲気でその言葉が使われるのか、というようなこと―― が分かってきて、それは「深読み」につながっていくと私は思います。

さて、今回この記事を書くにあたって、「多読で学ぶSSS英語学習法」のサイトを訪問しました。そこで思わずにっこりしてしまう用語に出会いました。「シマウマ読み」(これは日本語の本と英語の本を交互に読んでいく方法だそうです)。私も日本にいたとき、特にファンタジーなどでよくやっていました!そして「パンダ読み」(難しい本が読めるようになっても、平行して易しい本を読む方法だそうです)。私は今、少し背伸びをしたレベルの本ばかり読んでいるような気がします。「パンダ読み」ができればいいなあ(*゚▽゚*)

話はかなりずれますが、こちらのサイトを拝見してとっても暖かい気持ちになりました。(たった一回だけの訪問でこんな風に言うのは僭越ですが…) 自分が楽しい!良いな!と思った情報を出し惜しみせずにどんどんシェアしていこう、という姿勢がつらぬかれています。「こうでなければならない」というような杓子定規な考えに固執することがありません。上に紹介させていただいた用語でも分かるように、ひとくちに「多読」といっても色々な読み方で洋書を楽しんでいる雰囲気が伝わってきます。そういえば<雫さん>も<リウマチばあちゃんさん>も、洋書の読み方はこうあるべきだ、というようなことを主張されたことはないように思います。「多読」にこだわらず、自分にとって良い読書の方法や情報は、どんどん提供されているけれど、それと同時に他の人がそれぞれ持つ考えも尊重しているように感じます。その懐の深さに、私もついついまめに訪れてしまっています。(*^^*)

―― 私も、心から洋書を楽しみたい、そのために「深読み」っていう目標を掲げたんだっけ。「聖書」について知ることも、「文法」を学ぶことも、そして自分の力より少し易しい英語の本をたくさん読むことも、洋書を楽しむためにやろうとしてるんだった…

自分が情熱を感じるもともとの根っこを思い出させてくれました。ヽ(*゜∀゜*)ノ 

これはやってよくてこれはダメ、というように決められた答えは一つなのではなく、「自分の心」がやりたいと思うことを、自分で決めて、やればいいんですよね! というわけで、始めに気になっていた「まだ実行できていない」という件、あんまり気にしなくなっちゃいました(´-ω-`)(いいのか…) 全部いっぺんには無理なので、まあ、その時期になったら、やりたくなるでしょう!(´-ω-`)(それでいいのか…)

なんだか行動が伴わない意見だけの記事になってしまいました。でも自分の初心を確認できたので、良しとしたいと思います!(本当にそれでいいのか…)

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コメント

nikoさん、おはようございます(*´∇`*)
多読のサイトをご覧になったのですねー。
SSS多読では「ダメ」と括ることが少ないのです。多読三原則も自分の多読の進み具合で変化するのが当たり前だと受け取っています。今の私は酒井先生から色々な辞書を読み比べてごらん、面白いよー、味があるよーと言われています。一年前の私はそんなこと言われなかったでしょう。
児童書を読むことは深読みの一歩だと思います。その国の文化的・時代的背景が当たり前でも、日本人の私にはそうではないことがたくさんあります。大人向けの本でピンと来ないことが、児童書で読んでいて「あれか」と思うことが何度もあります。辞書だけではなく、やさしい本を読みながら補えていけば深読みの道に繋がると思います。
先に文法の勉強をして単語を暗記していきなり大人の本に挑戦して、辞書を引いて読了できなくて挫折感だけが残った。多いと思います。単語も文法も身になっているはずなのに、ここで諦めてはもったいない!方法を少し変えてみれば良いけれど、私達は学校英語で英語に関してはどうも学習方法とか考え方が凝り固まっているところがある気がします。
二年前まで洋書なんて絶対に読めない、英語は苦手で大嫌いな私が生活の一部として洋書も和書も分け隔てなく楽しめているのですから私は今の方法があっていたと思います♪
面白い本が私をひっぱってくれたことも多いです。同じ方法でも義務感ではなく、楽しみを探す気持ちの方がはかどったり、前に進むこともあるから不思議です。私は英語学習が優先ではなく、好奇心や興味の範囲を英語でより広がることが楽しみの一つです。nikoさんもそうではないかなーなんて親しみを勝手に感じてます(*´∇`*)

nikoさん、こんにちは。
雫さんも書かれているとおり、英語の楽しみ方は人それぞれ、自分が楽しいと思う方法で本を読んだり、勉強したり、英語に関わっていくのがベストだと思います。
私は本を読むことが好きだったので、酒井先生の多読の本を見つけた時は、本当に「目から鱗」でしたよ。英語の本なんて読めるわけがない、と思いこんでいた私に、易しい本から始めなさい、という酒井先生の言葉はすごく説得力があり、すぐにGRのセットを申し込んで多読を始めたのを覚えています。約70冊のリーダーを読んだ後、初めて本物のペーパーバックを読み切れた時の感激は今でもはっきりと覚えています。
本を読むことで、私の英語は進歩したと思いますし、読み続けることで更に本の行間を読み込めるようになったら、本当に嬉しいです。まだまだ私の深読みは未熟ですが、これからももっともっと読み込んで、本から新たな感動を得たいと思っています。
nikoさんも素晴らしいレビューを書かれているのですもの、深読みの力がすごく付いていると思いますよ。
これからもレビューを楽しみにしています♪

雫さん、コメントありがとうございます。コメントを読んで「ダメ」という括りの少ない学習法って、もしかしたら今まではほとんど無くて、ものすごく画期的なことなのかもしれない、と思いました。
雫さんのブログで前に「言葉」について話をしたことがあることを思い出したのですが、「言葉」って時に怖いもので、あいまいさを消してポイントをはっきりさせようとすると、極端なイメージを持たれることがあるように思います。「多読」は決して、浅く広く読む、ということでもないし、楽をして英語を学習する、ということでもないんですよね。雫さんのように、深く心にとどめて「多読」をして、洋書を心から楽しむ(楽しむことと楽をすることは全然ちがいますよね)。
私も雫さんと同じで、英語の本を読むことでわくわくしたり、感動したりして、自分をもっと広げられたらなあ、と思っています。(*^^*)

リウマチばあちゃんさん、コメントありがとうございます。リウマチばあちゃんさんと同じで、私も「本」が好きです。夢中になっているときは、時間を忘れます。いつかリウマチばあちゃんさんのように、この人の作品は全部読みたいと思えるような、大好きな作家と出会いたいなあと思っています。
遠い夢かもしれませんが、そのためにも「深読み」をがんばっていきたいと思っています。

ブログを始めて本当!!によかった!と今も思いました。窮屈だった自分だけの世界にも窓がまた少し開いた気分です。
<深読み>今回も私には本当に有りがたかったです。皆様のコメントも。

最近、洋書を読むのにもう限界かなと思いながら無理をしていて、この先さびしくなるなぁと思っていたんですよ。
でも、それも読む本を選べば易しく楽しく読めそう!と希望が持てました。(年をとっていく時の希望って小さくてもとても有りがたい)
自己流で洋書を読み始めたので知らないことばかりで、nikoさんのブログやリウマチばあちゃんに感謝しています。
今日はさっそく<多読で学ぶsss学習法>訪問します!


niko さん、こんにちは。

十年くらい前、酒井さんの「どうして英語が使えない?」という本を買いました。
いわゆる「学校文法批判」と「多読のすすめ」の本です。僕は「学校文法」信者ですが、学ぶことがたくさんありました。

いろいろな英語の学習方法があると思いますが、難しい本を辞書を引きながら読むと同時に、やさしい英語の本を読む、というが僕の英語の勉強方法でした。
正しかったか、間違っていたかは、微妙なところ。いまだに語学力に全く自信がありませんし。

それに、英語の本ばかり読んでいた時期もありましたが、今は9対1の割合で日本語の本ばかり。英語のブログを始めたら、皮肉なことに日本の古典や漢文などに再び気が引かれ始めました。

よって、英語の多読は、夢のまた夢です。

さくらさん、こんにちは。
>最近、洋書を読むのにもう限界かなと思いながら無理をしていて、この先さびしくなるなぁと思っていたんですよ。

どうか、そんなことをおっしゃらないでください!さくらさんのブログから、洋書そのものの魅力だけでなく、英語という言葉の面白さも教えていただいたと思っています!(*^^*)これからも洋書や英語のこと、たくさん話し合っていきましょう。

まさんたさん、こんにちは。

>難しい本を辞書を引きながら読むと同時に、やさしい英語の本を読む、というが僕の英語の勉強方法でした。

これ、私の今の理想の勉強法です!(*^-^*)手が回っていませんが…。紆余曲折を全てお話すると長くなっちゃいますが、私は最初のころ辞書はほとんど使わずに、とにかくたくさん読んでいました。その反動なのか「精読」の重要性に気づきました。そして今、改めて「多読」と呼ばれる読書も大事だと考えています。天秤の左右の重しを調節しながら、自分なりに色々やってみたいと思っています。

まさんたさんのブログから「精読」を楽しんでいるのが伝わってきます。そして前にも同じことをコメントさせていただいたのですが、結局自分の頭で考えて、色々工夫しながらコツコツ学んでいくことが、何を勉強するにも一番の道だということをまさんたさんから教えてもらいました。(*^^*)また色々あがいていることをUPすると思いますので、
読んでいただけたら嬉しいです。

読書好きの方が多く集まって、単なるにぎやかさではなく、深さと気品が漂う場になっていますね。皆さんのような方々が、ブログ文化を創っていかれるのですね。又お邪魔させてください。

philjoyさん、はじめまして。このブログにお立ち寄りいただき、ありがとうございます。
しかもお褒めの言葉をいただいて、とても嬉しいです(*^-^*)
ゆっくりペースのブログですが、またぜひ気が向いたら覘いてくださいね。
これからphiljoyさんのブログも拝見させていただきますね。

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