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「深読み」への道(その一)

わたくしの現在のいちばんの目標は「もっと深く、ちゃんと英語の本を読めるようになりたい」でございます。(。・o・。)ノ(詳しくはこちらの記事へ

私のなかで、名づけて「深読み」(単に縮めただけですが)プロジェクトなるものが、単独で、ひそかに、ゆっくりと、進行しております。しかも予想通り、道は長く険しいものとなりそうで、スタートして間もないうえに、歩みののろい私にとって、まだまだ効果のほどは??(´-ω-`)う~ん …

けれど今回はその一つを、めげずに中間報告しようと思います。

「深読み」への道 その一 

「聖書」。

彼らにとって神さまとはどんな存在なのでしょう?

日本にはやおよろず(八百万)の神さまがいると言われています。(もちろん私たちには、人それぞれ、自分の信じているそれぞれの神さまがいることと思います)

私の場合は、神さまとはあちこちにいらっしゃる存在です。森にも川にも空にも、神さまはいるのだと考えています。

私のアパートの窓から、大きな松の木が見えます。スコールのあがった後、その松の木が太陽の光に照らされて、美しい黄金の粒をふりまいているように見えるとき、私はそこに神さまがいるのを感じます。ジョージアの冬の澄んだ夜空に、奇跡みたいにまんまるいお月さまが浮かんでいるのを見たとき、私はそこにも神さまがいるのを感じます。

ぬくもりに包まれるような雰囲気の神社にも、整った空気の漂う寺院にも、そして青い空をくっきりと区切る白い塔を持つ美しい教会にも、私は神さまはいるのだと感じます。

けれど、それじゃあ、その神様は別々なのか、全体なのか、自然の中にいるのか、自分の心の中にいるのか、つきつめて訊かれると、分かりません。それは、そこまで深く考えたことがないからかもしれないし、考えても分からないことなのかもしれません。

私が生まれて育った日本は、地震の多い国ですが、地震がどんなに科学的に解明されても「土地の神さまが怒っている」とか「地球が何かを伝えようとしている」という気持ちがぬぐえないのは、私だけではないと思います。

その神さまへの考え方から、私を含めた日本人の価値観や、日本の文化や、日本という国を理解することにつながるのではないか、と思うのと同時に、

「聖書」を理解することが、彼らを、そして彼らが生み出す文学を理解することにつながるのではないか、と考えました。

とは言え、そんな大それた地点にまでたどり着くには、たぶん途方もなくものすごく、時間がかかると思います。

でも、「聖書」は英語圏の人々がよく読む本だということになります。彼ら共通の知識を得ることは、英語の本を読む大きな手助けとなりそうです。「聖書」は小説などによく引用されるし、そのモチーフはよく使われると言われています。それに少しでも気づけるようになったら、嬉しいですよね。(*゚▽゚*)

そもそも「聖書」って何が書いてあるの?(怖いくらい初歩ですね...Σ( ̄ロ ̄lll) )

というわけで、まずはこちらから...

What's in the Bible: A One-Volume Guidebook to God's Word What's in the Bible: A One-Volume Guidebook to God's Word

著者:R. C. Sproul,Robert Wolgemuth
販売元:W Pub Group
Amazon.co.jpで詳細を確認する

もちろん、これ一冊では全然分かったことにはならないと思います。この分野の本は、これからもちょこちょこ読んでいきたいと思っています。特に一冊ごとに感想をUPすることはしないと思いますが、面白いものがあったらまた紹介させていただきます。(*^-^*)

そして、日ごろ考えたこともなかったのですが、何だか日本人にとっての神さまについてもとっても知りたくなってきました。いつの日か、こうして吸収した知識が知識で終わらず、人生の糧となる知恵へと変わるように、本を手にゆっくりと歩いていきたいと思います。それにしても、興味はどんどん広がります。幸せなことですねヽ(^◇^*)/ 

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コメント

いつも思っていたことながら、文章化する能力にも本当に長けておられますね。日本人の宗教に対する心象風景のようなものを見事に!
村上春樹さんの文章のなかの「文章化する能力」という言葉を見つけて私の言いたかった言葉!と思いちょっと拝借しました。(先日の朝日新聞11・29)
小説を書くには心を深めること、その深まりを文章化する能力が必要で、その両者の兼ね合いを追及していかねばならない・というようなことが書かれていました。
彼の著書は「ノルウエーの森」の英語訳しか読んでないのですが、私がどうしても読めなかった「ギャッツビー」が彼には一番重要な一冊だそうで興味を持ちました。今度「ギャッツビー」再々挑戦してみようと思っています。聖書はとても重要だけど・・・で留まっていました。楽しみにしています。ナガクナッテシマイマシテ・・・。

nikoさんこんにちは。
聖書ですか・・すごいです。
そう言えば私も英語で書かれた聖書持っていました。
でも、読んだことがありません。(汗)
私が習っている英会話の先生はカナダ人の宣教師さんなのです。教会が小さな英会話学校をやっていて、田舎町なので色々なことをしなければ教会が成り立たないからなのでしょう。そこで事務をしていた方が結婚で辞める時に、生徒全員に英語の聖書をプレゼントしてくれました。
でも私はキリスト教徒では無く、典型的な日本人であまり宗教のことは考えたこともなく、頂いたまま本棚で眠っています。読んで感じたことなどありましたら、記事にして下さいね。楽しみにしています。

私自身は、nikoさんと同じように自然の中にこそ魂があるという、自然崇拝的な考えです。自然そのものが神であり、畏れるべき物だと思っています。

nikoさんのこうした真剣に取り組む姿勢はすごく大きな糧になると思います。頑張って下さいね。

毎年、「今年こそ聖書を通読しよう」と思って取り組むのですが、いつも旧約聖書の本当にはじめの方で挫折しています。新約のほうは読み通したことがあるので、今年は新約から始めようかなぁ。。。

やはり英語に限らず欧米の文学は、聖書を知ることがより深い読みには欠かせないというのは分かる気がします。あとは英語とくにイギリスはシェイクスピアかなぁと思いますが・・・聖書もシェイクスピアも、まだどちらも中途半端です。私も「深読み」プロジェクト、考えてみようかと思います。

さくらさん
村上春樹さんは私のだいすきな作家なので「グレート・ギャツビー」が発売されたと知って、読みたくてしかたがありません。その前に原書で挑戦してみようかなとも思っていますが、未読の本が列をつくって待っているので、ちょっと実現には時間がかかりそうです。さくらさん、もし読まれたら、ぜひ感想教えてくださいね。村上春樹の作品は最近アメリカでも評価が高く、嬉しいかぎりです。

リウマチばあちゃんさん
私はこれまで聖書というものを手にしたこともありませんでした。紹介させてもらった本も、聖書ガイドみたいな本でして、聖書そのものにがつんと飛び込めばいいのですが、ちょっと楽をしてしまっています。

>nikoさんのこうした真剣に取り組む姿勢はすごく大きな糧になると思います。頑張って下さいね。

ありがとうございます。そして、いつかリウマチばあちゃんさんのように素敵な女性になれるといいなと思っています。(*^^*)

michiさん
michiさんは新約聖書を読み通されたことがあるんですね。すごいです!私はお恥ずかしいのですが、こういうガイドブックみたいなものから挑戦しようと思います。michiさんのようになるまで、ものすごく遠い道のりだと思いますが、マイペースにがんばりますね。

ところで、シェイクスピア!実はこちらの本と一緒に購入しています。玉砕しないといいのですが…。またそちらのほうもおいおいUPさせていただきますね。

Nikoさん、こんにちは。

先日図書館にTo the Power of Threeの申し込みをしに行った時、本棚をぶらぶら眺めて、いくつか洋書を借りてきました。つっかえながらも、一気に読んだ本もあり、読み途中でまだベッドサイドにある本もあるのですが、まわりにこれから読む本がたくさんあって幸せな気分です。Nikoさんのおかげです。ありがとうございました。

ところで、聖書、私も何度も知りたい!と思い、数年前からいろんな本を手に取ってみました(ほとんどはざっとながめただけですが。。)。その中で、手元に置くことにした本を紹介させてください。
Pearl BuckのThe Story Bibleという本です。 「大地」を書いたパールバックは宣教師の両親のもとで中国に育っています。改めてこの本を見てみると、お父さんはヘブライ語とギリシャ語の学者で、英語の聖書は間違いが多すぎる、と原典にこだわるような方だったそうですから、聖書は彼女にとって、生活の中で常に身近なものだったのではないかと思います。 その彼女が、聖書を大人にも、子どもにも読んで欲しい、と書いた聖書の物語です。 おばあさんが、孫に夜な夜な語る聖書物語とでも言うような暖かさがあり、やさしいのですが、真摯に書かれた本だと思います。

私は、実は現代教養文庫に入った日本語訳で読んでいます。(このブログでは日本語訳はズルですね。笑)英語版も日本語版も絶版のようですが、最近は便利になってアマゾンで古本も買えるので、ご紹介します。

ちなみに、私はこの日本語版の挿絵に使われているThe Dore Bible Illustrationsも、気に入って買いました。聖書について知りたいとき眺めます。大判の版画集です。

ぱくちさん、こんにちは。

>Pearl BuckのThe Story Bibleという本です。 

これ、とっても興味があります!ぜひぜひ入手して読んでみたいと思います!教えていただいてありがとうございました。私も、もし日本にいたら、日本語の本の力を借りたいところです(*^^*)帰国することがあったら、この分野の和書を買ってきたいなあと思っています。

>ちなみに、私はこの日本語版の挿絵に使われているThe Dore Bible Illustrationsも、気に入って買いました。

こちらのほうも読んでみたいなあ。ぱくちさんはたくさん本を読まれていますね!!ぜひまた良い本があったら教えてくださいね(*^-^*)ありがとうございました。

nikoさん、おはようございます。

そう言って頂くとうれしいなぁ。
うれしいついでにもうひとつ、紹介させてください。

The Chldren's Illustrated Bible
A Dorling Kindersley Book です。
前にご紹介した本は、深い信仰心から生まれた本だと思いますが、この本はもっとドライに聖書を情報としてまとめた本です。聖書に出てくる当時の衣装や食料の写真やイラストが載ってます。 
こういうタイプの本は、図書館の児童書コーナーに行くと何冊かあるのではないかと思います。 眺めると、へーってことがいっぱいあって楽しいです。

ちょうどクリスマス前、キリスト教が身近になる時期ですね。
ではまた。

ぱくちさん、こんにちは。

>The Chldren's Illustrated Bible
A Dorling Kindersley Book です。

実は、子供向けに分かりやすく書かれたこういう本を探していました!あまりにぱくちさんのお勧めがぴったりなので、びっくりするやら、嬉しいやら(*゚▽゚*)ありがとうございます。こちらは入手が困難な感じなので、図書館で探してみたいと思っています。話は少し変わりますが、他にも子供向けの辞書や百科事典などで、言葉で説明しているというより、絵や写真が載っていてぱっと見て分かりやすい本を買おうかなあとも思っています。言葉の説明では分からないあいまいなことも、絵や写真があると、よりはっきりとしたイメージが広がりますよね(*^^*)ありがとうございました!

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アメリカでスピーチセラピストということで周りの人からは"と言われてますが答えるのに困ってしまいます。確かに、人並み以上に英語も話しますし日常でも困らないですし発音も、英語が慣れてくる。脳みそで、聞いたことのない音はそれに一番近い音と判別されるのか聞き分けが難しい!子音ではなく母音である私達は、その5つを活用して、14個分言うと心がけるのです。... [続きを読む]

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